


2026.5.4(祝/月)-5.5(祝/火)
スクエア荏原ひらつかホール
INTRODUCTION
ミュージカル『INTO THE WOODS』は、童話に新たな解釈を加え、
ファンタジーとして描かれた作品です。
魔女に呪いをかけられたパン屋の夫婦を中心に、
赤ずきん、シンデレラ、ジャック(『ジャックと豆の木』)、ラプンツェルなど、
誰もが知るおとぎ話の主人公たちが登場し、
それぞれの物語が「森」の中で交錯していきます。
人は自分や家族、友人のために懸命に生きています。
けれども、その歩みの影には、誰かの犠牲が存在しているかもしれません。
登場人物たちの成功や幸せもまた、見えない犠牲の上に成り立っており、
そこには人間社会の現実と逃れることのできない
「業(ごう)」が映し出されています。
劇中では「I Wish(願い)」という言葉が繰り返し歌われ、
家族の絆や社会の矛盾といったテーマを織り込みながら、
人間が普遍的に抱える本質を描きます。
作詞・作曲は、『ウエスト・サイド物語』『スウィーニー・トッド』など
数々の名作を生んだスティーヴン・ソンドハイム。
脚本は彼の盟友ジェームズ・ラパインが手掛けました。
歌詞と音楽が見事に融合し、深い意味と美しさで観客を魅了します。
1986年に発表され、翌年ブロードウェイで初演。
1988年のトニー賞では脚本賞・楽曲賞・主演女優賞の3部門を受賞し、
2002年にはリバイバル作品賞も獲得しました。
以降、世界各国で上演され続け、日本でも舞台化されています。
2014年にはディズニーが実写映画化(日本公開2015年)し、
アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネート。
メリル・ストリープやジョニー・デップら豪華キャストの熱演も話題となりました。
演出 間 聖次朗 コメント
『INTO THE WOODS』は、誰もが知る童話の主人公たちを通して、
人間の「願い」と「業(ごう)」を描いた作品です。
子どもたちが純粋に抱く「I Wish(願い)」の言葉は、
ときに大人よりもまっすぐで力強く響きます。だからこそ、
この作品をU18世代の子どもたちだけで演じることには大きな意味があると感じています。
一人ひとりの願いが重なり合うことで物語が動き出すように、
出演者全員のエネルギーが舞台の大きなうねりとなっていく
――その瞬間をお客様に体感していただければ幸いです。
子どもたちだけで挑む『INTO THE WOODS』。
ここにしかない新鮮さと真っ直ぐな力強さを、ぜひ劇場でお楽しみください。
STORY
おとぎ話の主人公たちが大集合!
『INTO THE WOODS』は、シンデレラ、赤ずきん、ラプンツェル、
ジャックと豆の木のジャック、そして魔女に呪いをかけられた
パン屋などが登場する、ちょっと大人なファンタジー・ミュージカルです。
みんなが「願い」を叶えるために森へと向かい、
それぞれの物語が重なり合っていきます。
でも、願いが叶ったあとには、思いがけない出来事が待っていて――。
「夢を叶えること」や「家族や友だちを思う気持ち」、
そして「そのために誰かが我慢していること」など、
大切なことをたくさん考えさせてくれる作品です。
今回はジュニアミュージカル向けに新翻訳・新演出でお贈りします。
プロジェクションマッピングなどでみせるアクションシーン等、こうご期待。
演出は、ブロードウェイミュージカル作品「マダガスカルJR.」でお馴染みの
間聖次朗が、クラシック音楽の知識も活かしながら、
この複雑で不思議な物語をていねいに作りあげています。
歌もお話も、ちょっぴりむずかしいけど、
とてもおもしろくて心に残るミュージカルです。お楽しみに!
NEWS
SCHEDULE & TICKET
スケジュール&チケット
スクエア荏原ひらつかホール
2026年5月5日(祝)~6日(祝)
両日2回公演を予定
詳細coming soon...